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てぃーだブログ › aboutな熊の笑い話 › 文書の論理構造を表現するHTML文法

文書の論理構造を表現するHTML文法

HTMLは情報の構造を伝えることに適した文法になっていますが、それは具体的には、「この部分が表題」「この部分が第1レベルの見出し」「この部分は段落」のような情報の構造をマークアップし、他の部分と区別する、というものです。
このように構造を明確にしておくことで、たとえば、視覚に障害を持つユーザーのために音声で内容を伝達するタイプのブラウザや、画面の小さなブラウザでも、正確に内容を伝えることができますし、検索エンジンが機械的に文書の内容を処理する作業を助けることができます。

つまり、文章の構造化とSEOにどう役立つかというと文章を構造化し、適切にマークアップしておくことは、SEOに大きく貢献します。構造化され、正しいHTML文法に沿ってマークアップされたウェブページは、プログラムによって機械的に処理することが容易になるためです。
適切に構造化された文章が正しいHTML文法に沿って記述されていれば、検索エンジンのアルゴリズムのようなプログラムは、根から幹、幹から枝、枝から葉、というように展開するウェブページの論理構造を分析し、文書の中でより重要な部分を理解します。葉より枝、枝より幹、幹より根の部分に含まれる単語を、その文書の中での重要な単語とみなし、その単語で検索を行った場合の検索結果における適合度を高める処理を行うのです。
とあるWEB屋の制作実績をみてみましょう。
http://www.rootval.com/webworks/
一つ一つ見ると適切にマークアップされていることがよくわかります。

2012年08月08日 13:13
Posted by みゆあも